ペドロ・サンチョ・デ・ラ・ホス

Pedro Sánchez de la Hoz(1514年〜), ラ・リオハ州のカラオラ生まれ。貿易商でありコンキスタドール。カハマルカでアタワルパの身代金の分配を支持した。書記として、インカの身代金のために各コンキスタドールに与えられた金額を書き留めた。ハウハからクスコへの行軍の際には、フランシスコ・デ・ヘレスに代わってピサロの秘書となった。

 

1539年カルロス1世によりテラ・アウストラリス(マゼラン海峡以南)の土地と、ホスの発見した未割り当て島々の総督に任命されることになる。ただし、この役職は何の効力も持たなかった。

 

1539年荒廃したペルーに到着し、この状況を覆したいと考えた。そのためにはスペイン王室の後ろ盾が必要だった。彼はバルディビアとフランシスコ・マルティネスに接近し、チリの征服で彼らと提携することに同意した。しかし、裏側ではバルディビアを敵対視し、何度もバルディビアの命を狙った。

しかし、バルディビアは、有力者であるホスとの裁判を避けるため、何度も彼の行いに目を瞑っていた。ホスがサンティアゴ・デ・チリの防衛に貢献した際には、バルディビアは当然の様に彼の力を強める様な恩賞を与えた。

 

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