Sebastián Martínez de Vergara(1526〜),バルデイカリ生まれ。「誉の14傑」の1人。1533年にペルーに渡った。
グアリナの戦い、ハキハワナの戦いにも参戦。チリに渡り、バルディビア軍に加わった。バルディビアが海路で、陸路でペドロ・デ・ビジャグランがチリ征服を展開した。野戦司令官ペドロと一緒に、装備を整え、無人のアタカマ砂漠を通り、ラ・セレナ市に到着。
しかし既に先住民が反乱を起こしおり、そこにいたスペイン人を皆殺しにして、町は焼き払われた後だった。セバスティアンは、ラ・セレナ市とその地域の征服と平定に従軍し、その地域が平和になるまで貢献した。
その後、バルディビアと共にアラウコ地方の発見と征服に向かい、そこでは多くの戦いに参加した。中でもアンダリエンの戦いで、セバスティアンは命の危機にさらされた。
また、バルディビアと共にコンセプシオン市、インペリアル市、バルディビア市、リカ市、オソルノ市、ロス・コンフィネ市、カニェテ市を開拓した。
その後フランシスコ・デ・ビジャグランと共に北海の発見に向かったが、トゥカペルの戦いが勃発した為、救援に向かった。
後にバルディビアから与えられた報酬は取り上げられ、バルディビアの妻に与えられた。また、ガルシア・デ・メンドーサが彼に託した先住民の所有もまやかしであった為、フェリペ2世に救済を求める事を試みた。
彼の最後の記録は、コンセプシオンを1572年3月と1574年11月に通過したとあるだけで、いつ亡くなったかは不明である。
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