マンコ・インカ・ユパンキ

Manqu Inka Yupanki(1516年-1544年), 名目上インカ帝国の15代皇帝であり、最後の皇帝とされている。トゥパック・ワルパが死去した後、インカ帝国を統治するための協定を締結するため、ピサロ達に接近。ワルパが死亡した翌年1534年、ピサロによりクスコでインカ皇帝に即位した。
1536年ピサロが新首都となったリマへ、アルマグロがマプチェの生息する南の地へ探検に出ている間に、宗教儀式に見せかけクスコを脱出。1537年ビルカバンバに後退し、そこを拠点とした。1541年、アルマグロ派によりピサロが暗殺される。暗殺者達の一部は粛清から逃れ、ビルカバンバを頼った。マンコ・インカ・ユパンキは、3年間暗殺者達に手厚いもてなしをした。ある日、暗殺者達は新総督よりピサロ暗殺の罪を放免にする代わりに、マンコ・インカ・ユパンキを殺害せよと指示を受ける事になる。そして、暗殺者達によってマンコ・インカ・ユパンキは殺害された。その後、子のサイリ・トゥパックが後を継ぐ事になる。

 

兄:トゥパック・ワルパ

 

兄弟:パウリュ・トゥパック・ユパンキ

 

子:サイリ・トゥパック

 

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