『静けさに灯る光』

-Kant-
静かな夜のなか 理を抱えながら
星が告ぐるならば 我らは、なお進まなきゃならんな
淡々巡る日常すら 法則に包まれながら
価値が揺らぐ時こそ 人は理性を探し歩くものかな
過ち重ねながら 義務が意志へと鍛えられ
聖なる空気のなか 心は私法を離れ
冷えた胸のなか 尊厳を自らに課し
歩き出す力は 己に与えた法から生まれた

 

-Schopenhauer-
過ぎた影へ向けて 俺は世界を見つめ
意志こそが駆る 盲目の衝動で生は揺れ
制度も理性も 救いには至らず 
芽生える欲の端で 迷い抱え沈もう
生命の運動すべて 渇きだけが支え
聖夜の静けさが告ぐ 「欲を鎮め」と胸へ
越えられぬ壁の前で 距離を取る理へ至れ
凍てつく夜の果てで 意志は静まり消えよ

 

 

《Schopenhauer》
静けさに灯るクリスマスの光が
凍える胸の影をそっと包む
失くした痛みさえ 消えはしないまま
深い夜の底にも なお燈は残る
《Hegel》
揺らめく光を越え 意志は歩きだす

 

(Nietzsche)

恐れを引き受けながら 未来へ息を放つ
星明かりがそっと 思考を照らしたら

 

(Kant)それは理に従う証 胸の奥で輝く
(Hegel)過ぎた否定の中で 人は結ばれ生き
(Schopenhauer)儚き光にも 救いは約されない
(Nietzsche)暗闇の向こうへ 
(Hegel)力は生成していく まだ見ぬ明日へと 
(Nietzsche)自らの声で進め

 

-Hegel-
深い霧に沈み 精神は軋み 否定を孕み
過ぎし日々に滲み 悲嘆は運動へと変じ
慈しみは徳にあらず 関係の裂け目を知り
真実は完成にあらず 過程として姿を取り
理が満ち 苦しみすら契機として働き
偽りなき響き 歴史 光射し沁み入り
意味を編み 闇すら道に変え行き
聖夜に満ちる祈り 我らを深みに導き

 

-Nietzsche-
夜の底 心の声を試せ
恐怖の象徴ごと 肯定で踏み越え
届かぬ理想ほど 己を試す刃
火を奪われようと 意志は鍛え直すさ
己の鼓動こそ 価値を打ち立て
孤独の路ほど 世界は色を増せ
聖夜の息吹と共 影ごと踊れ
創造の炎を持て 明日を引き受け

 

【Schopenhauer】
雪の声がそっと胸に触れ
失くした影は消えず ただ沈黙に残る
【Hegel】
凍てつく夜越えて歴史の声を燃やし対立の壁を砕き止揚へと価値を組み替え必然の流れに全ての生命を投げ上げよ
【Schopenhauer】
痛み抱き生き抜き意味を紡がず静けさへ退き魂は満ちることなく闇は光に変わらずただ世界を透かす瞬間だ

【Nietzsche】
凍える空の下で 微かな火が揺れ
歩き出す力が 胸の奥で鍛えられる
【Kant】
深みに沈み痛みに満ちる日々すら規範となり理を刻み生き抜く意志が自らを律し闇を裂く
【Nietzsche】
恐怖ごと超えろ鼓動で価値を起こせ想像そのものを創造へ放て夜を裂き明日を呼べよ

 

《Schopenhauer》
静けさに灯るクリスマスの光が
凍える胸の影をそっと包む
《Kant》
過ぎた理と歴史で 人は結ばれ生き
《Schopenhauer》
儚きヒカリにも 意味は約されない
《Nietzsche》
暗闇の向こうへ 力は鍛えられていく
まだ見ぬ明日へと 自分の声で進め

 

 

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