Martín Ruiz de Gamboa(1531〜), 出生地ガリシアで1532年生まれ、ビスカヤの楽団の長であったマルティン・ルイス・デ・アベンダニョの次兄の息子。従姉妹がペルーで名声を博していたアロンソ・デ・アルバラード元帥と結婚。ドン・ペドロ・デ・ベラスコ・イ・アベンダニョ(キロガの娘の前夫)やドン・ミゲル・デ・ベラスコ・イ・アベンダニョとも親族関係にある。
レバンテの王立海軍に若くして従軍し、ドン・ベルナルディーノ・デ・メンドーサのガレー船で航海し、オランとマサルキビルの辺境で活躍した。その後、従兄弟であるアロンソ・デ・アルバラード元帥の妻と共に18歳になる前にペルーに渡り、そこからチリに向かい、アントニオ・デ・メンドーサ総督が死の直前にマルティン・デ・アベンダニョの指揮のもと派遣した100人の兵士の増援に加わり、未開の地を経て1552年11月中旬にサンティアゴに到着。
その数日後、フランシスコ・デ・ビジャグラとともに北海発見のため南下し、約8ヶ月間(1552年12月~1553年8月)を費やしたが、その間にルイズ・デ・ガンボアは重傷を負い、片足が不自由になり、片目の視力もほとんど失う。
アラウコ戦争で度重なる活躍し、1565年にはキロガにより中将に任命された。また、キロガの娘のイサベル・デ・キロガは前夫が亡くなり、ガンボアと再婚した。
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